転職しやすい業界を知ることが大事

雇用条件の不満や職場の人間関係などを理由に、会社を辞めて転職しようと考えている人は多くいます。

 

日本にはたくさんの仕事がありますが、職種によって採用のされやすさは大きく違ってきます。


転職の方向性がしっかり決まっているのであれば問題はありませんが、ただ漠然と転職したいと動いている人は、採用されやすい業界なのかを見極めなくてはいけません。

 

それを見極めるうえで重要なポイントとして挙げられるのが有効求人倍率です。

有効求人倍率とは企業が求めている人員を求職者の人数で割った数値で、数字が高い業種は採用されやすく、低くなるほど競争率が激しく採用されることが難しくなります。

 

数ある職業の中でも特に求人倍率が高く入りやすいと言われているのが建設業界です。


文字通り建物の建設や補修を主な仕事とするこの業界は、需要に対して人手が足りていないと言われています。

 

そのため、建築技術者の有効求人倍率は平均6倍前後と高い水準をキープしており、年齢を問わずスムーズに入ることが可能です。

ただし、仕事内容が肉体労働で激務になりやすいため、体力に自身がある人向けの業界と言えるでしょう。

 

建設業界と並んで倍率が高いのが介護福祉関連です。

これらも慢性的な人手不足に頭を悩ませている業界で、他の業界に比べて比較的高い水準となっています。


とはいえ、スムーズに入りやすい反面、介護系の仕事で直接介助をするためには介護初任者研修を受けなければなりません。

介護業界への転職を考える場合には、事前に必要な資格を取得しておいた方がいいでしょう。

 

建築業界や介護福祉業界の採用事情についてお話しましたが、他にも有効求人倍率が高い業界は存在しています。

転職を考えている人は、今はどんな業界が採用されやすいのかを知っておくといいでしょう。

今回の記事と同様に、有効求人倍率や採用されやすい職業に触れたサイトがあったため、リンクを貼っておきます→参考サイト